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各課題には「問題」,「入力仕様」,「出力仕様」,「例」,「提出法」が書いてある.場合によっては「ヒント」も書いてある.例えば,「問題」は次のように与えられる.
この問題の場合,「入力仕様」は与えられる整数 a と b がどのような整数なのか定める.この仕様を満たさない入力は与えられないと仮定してよい.(つまり,仕様を満たさない入力が与えられたときに何をするのかは考えなくてよい.)問題
2つの整数 a, b を入力として,その和 a+b を出力するCプログラムを作成せよ.
一方,「出力仕様」は作成するプログラムが出力するものの形式を定める.入力仕様
- a と b は整数であり,コマンドライン引数としてこの順で与えられる.
- -1000 ≦ a ≦ 1000.
- -1000 ≦ b ≦ 1000.
「例」はターミナルで実行した際の様子を示す.出力仕様
- 出力は標準出力に行う.
- a+bを表す数値のみ出力する.
- 出力の後に改行する.
提出法については最後に説明する.例
作成したプログラムのファイル名をf0.cとしたときの実行例% gcc f0.c % ./a.out 2 5 7 % ./a.out -20 15 -5
#include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main(int argc, char *argv[]) { int a = atoi(argv[1]); int b = atoi(argv[2]); printf("%d\n", a+b); return 0; }
「例」に書かれているものだけではなく,自分で考えた例についても実行して,正しく動いていそうか確認するとよい.% gcc f0.c % ./a.out 2 5 7 % ./a.out -20 15 -5
例えば,f0.cというファイルを作成したならば,次のコマンドを実行する.提出法
CEDにて,プログラムを作成したディレクトリで以下を実行せよ.% ~ta001026/enshu1p/checker_f0.rb ファイル名
「Submission successfully completed.」と表示されれば,提出が完了したことになる. それ以外の表示がされている場合は,プログラムにおかしなところ (バグ) があるか,入力したコマンドが間違っている.確認して,提出完了となるまで試してみよ.分からない場合は,教員かTAに質問をせよ.% /ced-home/staff/enshu1p/checker_f0.rb f0.c
なお,チェッカではCED上で提出されるプログラムをコンパイルし,実行する.どの課題においても,コンパイルは「gcc -Wall -std=c99 -lm」というコマンドとオプションで行われる.
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