情報領域演習第一:P演習
電気通信大学情報理工学域I類 (情報系)
2024年度後学期
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課題C5
問題
2人がn回じゃんけんをしたとき,勝敗の集計結果を出力するメソッド janken(n, arr1, arr2) を作成せよ.詳細は仕様と例を参考にせよ.
入力仕様
- 整数 n は1 ≦ n ≦ 10000を満たす.
- 配列 arr1 と arr2 はそれぞれ,第1プレイヤーの出した手,第2プレイヤーの出した手を表す.
- 出した手は,0でグー,1でチョキ,2でパーを表す.
- arr1 には n個の数値が並び,最初の数値は第1プレイヤーが初めに出した手,2番目の数値は第1プレイヤーが2番目に出した手,3番目の数値は第1プレイヤーが3番目に出した手,... を表す.arr2 についても同様である.
出力仕様
- 出力は puts または printf を使って行い,出力の後に改行する.
- 第1プレイヤーの立場で考え,「Total: $n$, Win: $a$, Loss: $b$, Draw: $c$」の形式で出力する.$n$ はジャンケンを行った回数,$a$ は第1プレイヤーが勝利した回数,$b$ は第1プレイヤーが敗北した回数,$c$ は引き分け (あいこ) の回数を表す.空白の位置と数に注意する.
例
irb> janken 3, [0, 0, 0], [1, 1, 2]
Total: 3, Win: 2, Loss: 1, Draw: 0
=> nil
irb> janken 5, [1, 2, 0, 2, 1], [0, 0, 1, 1, 1]
Total: 5, Win: 2, Loss: 2, Draw: 1
=> nil
irb> janken 10, [1, 2, 0, 2, 1, 0, 1, 2, 0, 2], [1, 1, 1, 2, 2, 2, 0, 0, 0, 0]
Total: 10, Win: 4, Loss: 3, Draw: 3
=> nil
提出法
CEDにて,プログラムを作成したディレクトリで以下を実行せよ.
% /ced-home/staff/enshu1p/checker_c5.rb ファイル名
「Submission successfully completed.」と表示されれば,提出が完了したことになる.
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