情報領域演習第一:P演習

電気通信大学情報理工学域I類 (情報系)
2023年度後学期


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課題F2

問題

ウォリスの公式は,次の無限積が円周率 $\pi$ と等しいことを教えてくれる. \[ \pi = 2 \prod_{i=1}^{\infty} \frac{4i^2}{4i^2 - 1}. \] この積を $\infty$ までではなく,有限の値 $k$ までの積として打ち切った場合,$\pi$ の近似値が得られそうである.つまり,次の値 \[ 2 \prod_{i=1}^{k} \frac{4i^2}{4i^2 - 1} \] を実際に計算し,どのような値が得られるのか,計算するCプログラムを作成せよ.

入力仕様

出力仕様

ヒント

int型をdouble型に変換する (キャストする) ためには,変換する変数の前に「(double)」と書けばよい.例えば,int型の変数 x の値をdouble型の値として参照するためには
(double)x
と書けばよい.

ヒント

C言語のprintfにおいて,表示される数の小数点以下の桁数を指定するためには,「%」と「f」の間に桁数を表す数値を記載する.例えば,
printf("%.3f", x)
とすれば,x を小数点以下第3位まで表示する.

作成したプログラムのファイル名をf2.cとしたときの実行例
% gcc f2.c
% ./a.out 1
2.667
% ./a.out 2
2.844
% ./a.out 3
2.926
% ./a.out 10
3.068
% ./a.out 100
3.134
% ./a.out 1000
3.141

提出法

CEDにて,プログラムを作成したディレクトリで以下を実行せよ.
% ~ta001026/enshu1p/checker_f2.rb ファイル名
「Submission successfully completed.」と表示されれば,提出が完了したことになる.


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